洗面所は日常的に利用する為、水栓や内部の部品が老朽化しやすく、水漏れを起こしやすい箇所になります。洗面所水栓の水漏れといいましても様々あるのですが「レバーを下げても水が止まらない」という水漏れを経験したことがある方は多いのではないでしょうか?
洗面所水栓の水漏れはすぐに対処する必要がありますので、この記事ではレバーを下げても水が止まらない時の対処法と水栓交換についてご紹介します。
レバーを下げても水漏れが止まらない原因
レバーを下げても水漏れが止まらない場合は、下記どれかの原因が考えられます。
・ゴムパッキンの老朽化
・バブルカートリッジの老朽化
・水栓自体の老朽化
以上4つが、レバーを下げても水漏れが止まらない原因になります。
レバーを下げても水漏れが止まらない時の対処法
洗面所水栓で水漏れが発生した場合は、まず「元栓・止水栓」のどちらかを閉まるようにしてください。どちらかを閉めることにより、水漏れの被害を最小限で抑えることができます。
洗面所の「止水栓」は、洗面所下の扉を開けるとありますので、ハンドルを時計回り(右)に回して止水してください。洗面所の止水栓を閉めることで、洗面所からの水漏れを止めることができますが、万が一止水栓が見当たらない場合は、「元栓」を閉めてください。
元栓を閉めてしまうと、家全体を止水してしまうことになりますが、被害を最小限で抑える為です。元栓は、家の中ではなく外になりますので注意してください。
水栓交換は自分でできる?
洗面所の水栓交換は自分で行うことも可能ですが、お勧めはできません。
お勧めできない理由は下記の通りです。
・適合するタイプ選びに専門知識が必要な場合がある
・何度も水漏れが発生する可能性がある
・誤って違う箇所を破損させてしまう可能性がある
水栓交換の経験者や同業者以外の方は、業者に依頼するようにしましょう。
洗面所の水栓交換の相場
洗面所の水栓交換に対応している業者は数多くありますので、その中から1つ選ぶのは大変です。
その為、まずは洗面所の水栓交換にかかる費用の相場を把握しておきましょう。
洗面所の水栓交換にかかる費用の相場は「20,000円~55,000円」※税抜きが相場になります。
洗面所の水栓交換の料金形態は、「作業代+水栓本体価格」になりますので、交換する水栓自体の価格が高ければ高いほど、水栓交換の費用も高くなります。
なお、洗面所の水栓交換は、サイズや方式などが少し異なるだけで交換ができないため、適合品の選択には注意が必要です。
業者に交換を依頼する時に抑えておきたい点
水漏れが発生すると、「すぐに業者に依頼しないと」と慌ててしまいますが、「元栓・止水栓」を閉めている状態ですと、慌てる必要はありません。
慌てて業者に依頼をしてしまうと、トラブルや高い料金を支払うことになりますので、落ち着いて下記の点を抑えて依頼するようにしてください。
丁寧に対応してくれる業者に依頼する
上記でご紹介したように、元栓か止水栓を閉めている状態ですと、焦る必要はありません。
その為、口コミやホームページを確認するかいくつかの業者に下見調査を依頼して、「丁寧」に対応してくれる業者を見つけましょう。
水栓の交換工事だけではなく、水漏れが発生した時の対処法や私生活から意識するべき点などを教えてくれたりします。さらに、後日水栓関係のことで困ったことがあれば、すぐに駆けつけてくれることもありますので、丁寧で親切な業者に依頼することが大切です。
アフターフォローサービスがある業者に依頼する
洗面所の水栓交換工事が終わっても、後日水漏れが発生する可能性は0%ではありません。
交換をする業者も人間になる為、ミスをすることもあります。
その為、アフターフォローサービスがある業者に依頼しましょう。
保証期間内の修理ですと無料で行ってくれますので、余計な支払いをする必要がありません。
洗面所水栓以外にも対応している業者に依頼する
洗面所水栓の水漏れについてご紹介してきましたが、家の中には洗面所水栓以外にも水漏れ
が発生する可能性のあるところがいくつもあります。「キッチン」「浴室」「洗濯機」など、いつ水漏れが発生するかわかりません。そのような状況になった時に、また1から業者を選ぶことは大変になりますので、様々な水漏れに対応している業者に依頼をしておきましょう。
まとめ
レバーを下げても水漏れが止まらない状況になると焦ってしまうかもしれませんが、落ち着いて「元栓・止水栓」を閉めるようにしてください。そして、業者に依頼する時も焦らずに、ご紹介した「丁寧さ」「アフターフォロー」「対応している箇所」などを意識して、業者に依頼するようにしましょう。洗面所の水栓は日常的に使用する為、早いうちに交換を行ってください。