夏になり気温が上昇するにつれて、食べ物も傷みやすくなります。
特に、弁当は外出先で食べることが多いため、「暑くて残してしまった」なんてことも多くなり、生ゴミのニオイも気になることから、トイレに流すこともあると思います。
また、夕飯に弁当を買って帰って、残った中身を部屋に置きたくなくてトイレに流す人も少なくないと聞きます。
しかし、トイレに弁当の中身を流すと詰まってしまう可能性が高いため、この記事では、弁当の中身がトイレに詰まった場合の対処法や修理についてご紹介します。
弁当の中身でもトイレは詰まる?
弁当の中身はトイレに流しても問題ないような気がするのですが、高確率で詰まります。
トイレ本来の用途とは違うため、トイレが詰まっても仕方ないです。
そして、弁当の中身ではなく「魚の骨」などもトイレを詰まらせる原因になりますので、弁当の中身だけではなく骨などもトイレには流さないようにしましょう。
弁当の中身でトイレが詰まったときの対処法
トイレに弁当の中身が詰まってしまうと、トイレを使用することができなくなりますので、いち早く対処することが大切です。しかし、「トイレットペーパー」が詰まっているのとは訳が違いますので、簡単に対処できない場合が多いです。
そのため、無理にご家庭で対処するのではなく、専門の業者に依頼する方が良いでしょう。
弁当の中身がトイレに詰まった場合の対処法として挙げられることは「トイレの水を流さない」ということです。水を何度も流せば詰まりを解消できそうな気がしますが、かえって状況を悪化させる可能性があるため、トイレ詰まりが発覚してからは水を流さないようにしてください。
弁当の中身でトイレが詰まったときの修理
弁当の中身でトイレが詰まってしまった場合は、専門の業者に依頼しましょう。
修理方法は大きく2つあり、修理方法によって修理費用も異なってきます。
修理方法は詰まり方によって異なり、「便器を取り外さない修理」と「便器を取り外す修理」がありますので、ご紹介します。
便器を取り外さない修理
便器を取り外さない修理方法は、専門業者が「加圧式手動ポンプ」などを使用して詰まりを解消する方法です。ご家庭で対処法として使用されることが多い「ラバーカップ」よりも強力な吸引量を持っているため、便器を取り外すことなく修理することが可能になります。
便器を取り外す修理
便器を取り外し修理する方法は、その言葉の通り「便器」を床面から取り外します。
取り外しますと、便器の底面と床の間にある「ソケット」を呼ばれる部分が確認できるようになり、ソケットに弁当の中身が詰まっていることが多いです。その詰まりの原因になっている弁当の中身を取り出すことができれば、修理完了です。便器を取り外したように、もう一度便器を取り付ければ、トイレを使用できるようになっています。
トイレ詰まりの修理相場は?
トイレ詰まり修理の相場は、修理方法によって異なります。
「便器を取り外さない修理」の場合は「7,000円~15,000円」になっており、「便器を取り外す修理」の場合は「18,000円~35,000円」になります。
便器品番や状況によっても異なる場合があります。
しかし、あくまで相場になりますので、相場以上の料金を請求する業者もあります。
そのため、業者に修理を依頼する際は事前に料金を確認しておくようにしてください。
業者に依頼する際に抑えておきたい点
トイレが詰まりますと、「早く業者に依頼しないと」と慌ててしまうことが多いですが、慌てて業者に依頼するとトラブルや高い料金を支払うことになります。
トイレ詰まり修理を業者に依頼する際は、落ち着いて下記の点を抑えて依頼しましょう。
丁寧に対応してくれる業者に依頼する
トイレの修理に対応している業者に依頼すると、どの業者も修理はしてくれるのですが、対応に差があります。丁寧に対応してくれる業者、丁寧に対応してくれない業者、せっかく依頼するなら丁寧に対応してくれる業者に依頼しましょう。
口コミなどを確認するか、いくつかの業者に下見調査を依頼して、丁寧に対応してくれる業者を探してください。日頃から気をつける点などを教えてくれることもありますので、丁寧で親切な業者に依頼することが大切です。
トイレ詰まり以外にも対応している業者に依頼する
トイレ詰まりの修理についてご紹介してきましたが、私生活の中で「キッチン」「浴室」「洗濯機」など、いつ水回りでトラブルが起きるかわかりません。そのような状況になった時に、また依頼する業者を探すことは大変なため、様々な水回りトラブルに対応している業者に依頼をしておくことが大切です。
まとめ
弁当の中身をトイレに流してしまい、詰まらせてしまうことはあると思います。
弁当の中身をトイレに流さないことが1番の解決策にはなるのですが、万が一詰まった場合は、トイレの水を流さずに専門業者に依頼してください。
そして、依頼する際は上記でご紹介した点を抑えて依頼しましょう。